健康にもっとも重要な「元気」を作る、コエンザイムQ10。
60兆個を超える細胞は、絶えずエネルギーを生産し、働いています。
コエンザイムQ10は、こうしたエネルギー生産に不可欠な存在なので、しっかりと摂取する事で、元気を作る事が出来ます。
コエンザイムQ10の一番の魅力は、「元気」を作る事です。
よく、サプリメントや化粧品に配合されており、美肌やアンチエイジングにばかり目がいきがちですが、実は、コエンザイムQ10の最も得意とする効果は、エネルギーを産出する事で活力を生み出し、元気になる事です。
ここに少し面白い逸話があります。
コエンザイムQ10は、2001年の食薬区分の改正以前までは健康食品での利用は認められておらず、心臓病関連の医薬品として利用されていました。
実は、医師達は、認可される前から、仕事の激務に耐えかねて、こっそり医薬品であるコエンザイムQ10を摂取していたようです。
裏を返せば、コエンザイムQ10にはそれだけの疲労回復効果を期待する事が出来るという事でしょう。
どのようにエネルギーを産出させるのか?
コエンザイムQ10は、体中の至る所にある細胞に含まれています。
細胞内では、「ミトコンドリア」という器官で、ATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれるエネルギーがどんどん作り続けられています。
ATPは、呼吸から取り込んだ「酸素」や、食事から摂り入れる「糖分」「脂肪分」を利用しながら作られるのですが、この時にコエンザイムQ10が大量に必要となるのです。
多くのエネルギーを必要とする心臓部分では、ものすごい量のコエンザイムQ10が必要となる事から、不足すると動機や息切れを起こす原因となります。
また、年齢と共に疲れやすくなるのは、体内でのコエンザイムQ10の合成量が、年齢とともに著しく減少している為ともいわれています。
元気があれば、何でも出来る。
アントニオ猪木のような言い方ですが、本当に「元気」である事は、すばらしい事です。
例えば、十分な食事量を摂る場合にも、元気が必要となりますし、しっかりと睡眠を摂る場合にも、元気が必要となります。
又、旅行などで旅を満喫する為にも、元気がないとすぐに旅館に帰って休憩してしまいがちです。
「元気」は、健康で文化的な人生を送る為には、必要不可欠ではないでしょうか。